ケーリーハミルトンの定理とは、行列の性質に関する定理のひとつです。CH定理とか、ハミルトン・ケーリーの定理とも言われるそうです。この定理は、一般に複雑化してしまいがちな行列の計算を楽にするための定理です。

 どういう定理かというと、
ケーリーハミルトンの定理
というもの。もっと詳しく書けば
詳しく書けば…
となります。これを見ただけでは何が簡単になるのか分からないので、具体例をあげてみますと、
具体例
こんな感じです。ここで注意したいのが、右辺と左辺の次数の違いです。一般的に、行列に限らず数学的な計算は、次数が低い方が計算しやすいのです。この定理を使うと、簡単に次数を減らすことができます。